無病呻吟

わたしはこの綵衣を纏い、この筋斗の戯を献じ、この太平を楽しんでいれば不足のない侏儒でございます。

簡単なXcode 5で実機テストの設定方法

Xcode 4よりXcode 5でiOSアプリを実機で動かす手順が大分楽になりました。 これからご説明させて頂きます。

  1. 前提
    • Xcode 5のインストール
    • Apple開発者の登録
  2. XcodeApple IDをログインする

    Xcodeを起動して、Xcode -> Preferences… メニューオプションを選択し、出てきたウィンドウの中に、Fig. 1のようにAccoutsタッブを選択してください。

    Xcode_5_account_preferences_no_account
    Fig. 1

    左下の「+」ボタンをクリックして、出てきたドロップダウンメニュー(Fig. 2)でApple IDの情報を入力してください。

    Xcode_5_enter_apple_id
    Fig. 2

  3. Signing Identitiesを生成する

    アプリを実機にインストールする前に、developer signing identityを利用して署名しないとならないです。開発の場合、distribution signing identityが使われます。
    先登録されたAppleアカウントをクリックして、右下の「View Details」を選択してください。そうしたら、Fig. 3のようなウィンドウが表示されます。

    Xcode_5_no_signing_identities
    Fig. 3

    Fig. 3左下の「+」ボタンをクリックして、リストの中に「iOS Development」オプションを選択したら、Xcodeが自動的にApple Developer member Center portalと通信してdeveloper signing identityをダウンロードしてくれます。同じようにdistribution signing identityを追加してください。そして、二つのidentitiesはFig. 4のように表示されます。

    Xcode_5_new_certificates
    Fig. 4

    一つApple ID多数開発Macを持っている場合Fig. 1左下のギヤボタンをクリックして「Export Accounts…」オプションを選択してください。後導入の手順は大体分かるでしょう。

  4. Developer Portalに端末を登録する

    次は端末の登録です、Xcodeメニュー「Window -> Organizer」からOrganizerを開いて、左側のMacと接続されている端末を選択して、「Add to Portal」か「 Use for Development button」をクリックしてください。そうしたら端末は自動的に登録されます。


参考資料

Testing Apps on iOS 7 Devices with Xcode 5
Maintaining Identifiers, Devices, and Profiles